砂山さんのPDX -This is Footbag-

フットバッグの人。フットバッグ歴 From 2005年

漫画の感想:信長を殺した男

信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~ 1 (ヤングチャンピオン・コミックス)

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借りて読みましたが、とても面白かったです。

 

一昨年の大河ドラマだった「麒麟がくる」もよかったですが、「これはこう」と見なされてきた歴史の事象や人物が沢山の学者の研究結果で再評価されることがあります。この手の記事を読むと脳汁がどばどばでるほど興奮する変態ですします。最近もありましたね。

 

「反逆者」「三日天下」などと揶揄される戦国時代の大大名である明智光秀が、彼の子孫によって歴史観や事実が覆っていくのはとても爽快です。

 

作画や表現も素晴らしく、漫画としても素晴らしい作品です。説明のための文字が多くなりやすい歴史物なのにスラスラと読みやすいところが好感が持てました^^

 

どの作品よりも秀吉(豊臣秀吉)が最高に恐ろしかったです。震えました笑

 

歴史ものとしてだけでなく、歴史に興味を持つきっかけになる作品としても是非お読みいただくとよろしいかと。現在は秀吉にスポットをあてて連載しているみたいですね!

 

 

 

ただ1つだけ。断定な表現が多いのは少しどうかなあとは思いました。タイムマシーンで見てくるでもしない限り、歴史の事実を100%伝えることは不可能ですから…。